「やらなきゃ…」「やりたいのに…」
そう思っているのに、なぜか体が動かない。
気づけば今日も1日が終わっていて、自己嫌悪だけが積み重なっていく——。
この記事は、そんな風に**「行動したいのに動けない自分」に悩んでいる人**に向けて書きました。
- やりたいことがあるのに、なかなか始められない
- 先延ばしばかりで、自分を責めてしまう
- 「また今日もできなかった…」と毎晩落ち込んでいる
そんなあなたに伝えたいことがあります。
行動できないのは、あなたがダメだからじゃない。
それは人間として“自然な反応”であり、ちょっとした考え方や一歩の工夫で、誰でも変わることができます。
この記事では、かつて「動けなかった僕自身の体験」も交えながら、
- 行動できない主な原因
- 自分を責めないための考え方
- 今日から試せる小さな一歩のヒント
を、丁寧にお届けします。
「少しでも動けるようになりたい」と思ったあなたの、背中を押すことができますように。
Contents
僕も、行動できない人間でした

「やらなきゃいけないことはわかってる。でも、なぜか動けない。」
昔の僕は、そんなふうに自分を責める日々を送っていました。
「ブログを書こう!」と気合いを入れて、作業部屋へ行き、イヤホンをして、パソコンをオープン。
よし、今日はやるぞ…!と意気込んでからの1時間後。
気づいたら、YouTubeで猫のリール動画を延々と観てまして。
しかも、“おすすめ動画”の精度がやたら高くて、気づいたら「野生の猫vs掃除機」の壮大な戦いに夢中。
気がつけば夜中。
寝る前に「今日、俺は一体なにと戦ってたんだ…」と謎の敗北感。
「いつかは独立する!」とか言いながら、
独立どころか、猫に心を奪われただけの1日にしっかり着地しました。
こんな日を過ごしながら、頭ではやった方がいいってわかってるのに、体が動かないなんてしょっちゅうでした。(笑)
なぜ人は行動できないのか?主な3つの原因

行動できないことには、いくつかの“よくある理由”があります。
僕自身もこの3つにどっぷりハマっていました。
1. 不安・恐怖(変化が怖い)
「失敗したらどうしよう」「うまくいかなかったら笑われるかも」
そんなふうに、行動の先にある“ネガティブな未来”を想像してしまう。
変化ってめちゃくちゃ怖い。
それは、あなただけじゃなくて、僕もそうでした。
2. 自己肯定感が低い(やっても意味ないと思ってしまう)
「どうせやっても無駄じゃない?」
「自分なんかにできるわけない」
そんなふうに思って、そもそも“やる意味”を見失ってしまう状態。
僕も「向いてない」「何をやっても続かない」と思って、最初の一歩をあきらめかけました。
3. 完璧主義・理想の高さ
「ちゃんとやらなきゃ意味がない」
「中途半端なことはしたくない」
これ、すごくよくあるパターンです。
でも実は、完璧を目指すほど“スタートが切れなくなる”んですよね。
行動できないのはあなたのせいじゃない理由
僕が今、一番伝えたいのはこれです。
「行動できないのは、あなたが弱いからじゃない」
それどころか、それは人間としてごく自然なことなんです。
脳は変化を「危険」と捉える
人間の脳は、本能的に“現状維持”を好みます。
よく、一定を保とうとする恒常性とかホメオスタシスなんて言うじゃないですか。
つまり、変わること=危険と感じるようにできている。
行動できないのは“あなたの脳が正常に働いている証拠”なんです。
重要なのは誰か(AI)に自分の想いを壁打ちすること
僕が変わるきっかけになったのは、
「とにかく誰か、もしくはAIに自分の想いを壁打ちする」です。
とにかく、自分が心から本音でやりたいことであれば自然とやる気もでますし、やっていて辛くありません。
まずはそこを誰か(おすすめはコーチ)、もしくは今ならAIに気軽に自分の今の想いやどうしていきたいか?を壁打ちして自己探求するのがおすすめです。
日本心理学会に掲載されている千葉大学教育学部准教授、大芦 治(おおあし おさむ)先生も
やる気,つまり動機づけにとって重要なのは報酬をもらうかどうかではなく,自分でやればできる,自分のことは自分でやろうというような意識をもっているかどうかが重要なポイント
とおっしゃってますね。
行動できないときに試してほしい“小さな一歩のテクニック”

とはいえ、「緊急ではないけど、重要なこと」(僕で言うブログ)をやる腰が重い時は、次の三つのテクニックがおすすめです。
・ 1分だけやる
「やらない」より「1分だけやった方がマシ」って自分に言ってあげてください。
この“ハードルの下げ方”が、すごく大切です。
重要なのは本当に1分で終わってもいいこと。
気分が乗れば5分、10分とやればOK。
まずはとにかく行動のハードルを下げましょう。
・ やらないことを決める
僕は「他人と比べるSNSタイムをやめる」と決めました。
それだけで、行動の質が大きく変わりました。
やることを増やすより、やらないことを減らす方が早く前に進めることもあります。
・ 「できた」をちゃんと見る
小さな一歩を踏み出せたとき、
「たったこれだけ」と流さず、
「ちゃんとやったじゃん!」って自分に言ってあげてください。
行動は、「できた」という実感から次に続いていきます。
最後に行動できない時に伝えたいこと
もし、あなたが今、動けなくて悩んでいるなら。
僕はあなたにこう言いたいです。
「あなたは変われる」じゃなくて、「あなたもすでに変わり始めている」
なぜなら、こうしてこの記事を読んで、
「何かを変えたい」と思ってくれたことが、すでに“最初の一歩”だと強く言いたい。
行動は、小さな心の変化から始めります。
そしてそれは、どんなにゆっくりでもいい。
僕もまだ、進んだり止まったりしながら歩いています。
止まっても意識さえ前に向いていれば必ず前に進んでいきますので、大丈夫。
名前:こーせー
元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → ノマドブロガー(月収100万)→ フリーランス時代に筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業(7年目)
今は「変わりたくても動けなかった自分」を救った経験を活かして、行動できない人の心に寄り添うコーチングを学びながら、発信しています。
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