「Webマーケの副業に興味はあるけれど、何から始めればいいのか全然わからない…」そんな不安を抱えていませんか。
僕自身もまったくの未経験から独学でスタートしたので、その戸惑いはとてもよくわかります。
調べれば調べるほど情報が増え、逆に手が止まってしまうこともありますよね。
でも安心してください。
Webマーケは“正しい順番”で進めれば、特別な才能がなくても月5万円までは十分に狙える分野です。しかも在宅で完結しやすく、30代40代からでも始めやすいのが大きな魅力なんです。
この記事では、未経験から独学で“最短3か月・月5万円”を目指すためのロードマップを、できるだけわかりやすくまとめました。
必要な学習、ポートフォリオ作り、案件応募、そしてつまずきやすいポイントまで、ひとつずつ丁寧に解説していきます。
読み終わるころには、「あ、これなら自分にもできそうだ」と感じられるはずです。
今日から小さく始められる一歩を、一緒に作っていきましょう。
まずやるべきことは1つだけ|「稼げる職種」に絞る
最初のステップは、とてもシンプルです。
「この職種で始める」と決めることなんです。あれこれ調べて迷ってしまうと、行動する前に疲れてしまいます。
副業で月5万円を目指すなら、まず迷いをひとつ減らすことが、最短ルートになります。
なぜ「あれもこれも勉強する」と失敗しやすいのか
実はWebマーケと一言で言っても広い分野で、SEO、SNS運用、広告運用、分析、ライティング…と、触れる領域が多すぎるんです。
全部を理解しようとすると、どうしても途中で息切れしてしまいます。
特に副業の場合、使える時間が限られているので「狭く深く」の方が結果につながりやすいです。職種を一つに絞ると、学ぶべき内容がクリアになり「今日は何をすればいいのか」が迷わなくなります。
これは継続するうえで大きな力になりますよ。
副業で月5万円を目指すなら「SNS運用」か「SEOライティング」
未経験から独学で月5万円を狙うなら、この2つが現実的で再現性も高いです。
- SNS運用代行:スマホで完結しやすく、依頼が安定している
- SEOライティング:案件数が多く、実績ゼロから挑戦しやすい
どちらも学習コストが低く、短期間で成果につながりやすい特徴があります。最初の一歩として、とても選びやすい領域なんです。
【図解】未経験から最短で結果が出る領域マップ
未経験のうちは、「時間がかかりすぎない領域」×「クライアントの期待に応えやすい領域」が最適です。
SNS運用とSEOライティングは、この両方を満たしています。
ここをスタート地点にすることで、最短3か月で案件に応募できる状態が整っていきます。
次の章では、そのための“2週間の学習ロードマップ”を紹介していきますね。
最初の2週間|「インプットは2割」で十分(学習フェーズ)
副業を始めたばかりの時期は、「もっと勉強しないと…」と焦りやすいんです。
でも、最初の2週間で大切なのは“広く深く学ぶこと”ではなく、“必要な範囲だけ理解して小さく実践すること”なんですよ。
インプットは全体の2割で十分です。
行動しやすい土台をつくる期間として、気負わず進めてみてください。
最短ルートで学ぶための全体ロードマップ
まずは全体像をざっくりとつかむことが大切です。
何を学べばいいのかが明確になると、迷いが減って行動しやすくなります。
最初の2週間は、次の3サイクルを回すだけで十分です。
- 基本知識を短時間でインプットする
- 小さなアウトプットを必ずセットで行う
- 気づきをメモして改善につなげる
このサイクルを繰り返すことで「勉強しているつもりで進まない」状態を避けられます。
理解が浅くても問題ありません。
行動とセットで学ぶほど、身につきやすくなるんです。
YouTubeの厳選教材3選(初心者が迷わない)
教材は多ければ良いわけではなく、自分のレベルに合ったものを選ぶのが大切です。
YouTubeは無料で学べる良質な解説が揃っています。
大切なのは「教材をひとつ決めたら、最後までやり切る」ことです。
複数の教材に手を出すほど、情報がバラバラになりやすく、理解も浅くなってしまいます。
まずは軽い気持ちで触れてみて、「あ、これなら続けられそう」と感じるものを選んでみてください。
①WebマーケティングTV【StockSun株式会社】
トップレベルの実務思考を“最短距離”で学べる、プロ直伝のマーケ講義。
②北の達人(北の達人コーポレーション)
実業で磨かれた“売れる仕組み”をそのまま学べる、リアルマーケ道場。
③Web職TV(なかじさん)
現場目線で迷わず進める、初心者にいちばん寄り添うWebマーケの教科書。
アウトプット前提の学習法と毎日のチェックリスト
成長スピードを上げたいなら、“学ぶ前にアウトプットを決めておく”のがポイントです。
たとえばSNS運用ならサンプル投稿を作る、SEOライティングなら構成案をひとつ書いてみる。
この小さなアウトプットが、理解をぐっと深くしてくれます。
毎日の積み重ねとしては、次の3つができれば十分です。
- 教材を20〜30分だけ見る
- その内容を小さく実践する
- 気づいたことをメモする
「毎日1時間やらなきゃ」と気負う必要はありません。
短くても継続できる方が、結果につながりやすいです。
2週間終わった時点で「なんとなく全体が見えてきた」状態になればOK。
次のステップへ進む準備はしっかり整っています。
3〜6週|【実例あり】採用率が変わるポートフォリオの作り方
3〜6週目は、副業で月5万円を目指すうえで「もっとも差がつく」時期です。
未経験の方ほど「実績がないから不利…」と悩みがちですが、安心してください。
実務経験がゼロでも、伝え方を工夫すれば十分に採用されます。
むしろ、丁寧に作り込まれたポートフォリオは、実績以上に評価されることも多いんです。
ここからは“未経験でも選ばれるための見せ方”を、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
未経験でも通用する“架空実績”の作り方
最初の壁は「実績がない」という不安ですよね。
でも、最初のポートフォリオは“架空実績”で問題ありません。
むしろ、自分の思考プロセスを整理できるので、クライアントからすると「この人はきちんと考えられる」と伝わりやすいんです。
たとえばSNS運用なら、次のような作り方が自然でおすすめです。
- 想定するお店(ペルソナ)を設定する
- 3〜5件の投稿案を作る
- 改善ポイントや狙った意図を添える
SEOライティングなら、
- キーワード
- 検索意図
- 記事構成案
- 参考資料
をまとめるだけでも「この人はちゃんと調べられる」と伝わります。

僕の場合は、SEOブログアフィリエイトから始めて、その中で実績を作りました。今までやってきたこと、狙った施策でどんな効果があったのか。それらをまとめ、クライアント目線で数字で具体的に語ることがポートフォリオを作る上で大切なことです。大事なのは実績の有無より、クライアント目線で“丁寧に作られているかどうか”です。
Canva×Notionで作るポートフォリオ構成テンプレ
ポートフォリオは難しく考えなくて大丈夫です。
Canvaで表紙を作り、Notionで中身をまとめるだけで、見やすく整理された一冊が完成します。
おすすめの構成はこちらです。
- 自己紹介(得意分野・対応できる業務)
- 実績(成果・改善ポイント)
- 作業プロセス(どう考えて動く人なのか)
- 使用ツール(Canva/Notion/Google系ツール)
この順番にすることで、クライアントが「この人はどんな人?」「何ができる?」「安心して任せられる?」と気になる点を、一つずつ解消できます。
実際にNtionで作った僕のSEOディレクターとしてのポートフォリオの一部抜粋はこちら↓


クライアントが本当に見ているポイントとよくある失敗
ポートフォリオというと「デザインが綺麗じゃないとダメ?」と不安になる方が多いですが、結論はNOです。
クライアントが見ているのは、“丁寧に考えられているかどうか”。
ここが伝われば、派手な装飾は必要ありません。
反対に、よくある失敗は次の3つです。
- 情報量が多すぎて読みづらい
- 作業内容ばかり並んで成果が見えない
- 「頑張ります」など抽象的な表現が多い
ポートフォリオは、自分を大きく見せる資料ではありません。
クライアントに「安心して任せられそうだな」と思ってもらうための資料なんです。
必要な情報だけ、ていねいに伝わる形で整理することが大切。
ここまでできれば、案件応募に必要な土台はしっかり整っています。
次は、いよいよ実際に応募していくステップに進みますね。
7〜12週|クラウドソーシング応募+提案文テンプレ
いよいよここからは「実際に応募する」段階に入ります。
このタイミングで多くの方が「まだ早いのでは…?」と不安を感じます。
でも大丈夫です。ここまで準備してきたあなたなら、未経験でも十分に通用します。
実際、この時期に動けるかどうかが、月5万円に届くスピードを大きく左右します。
応募で見るべきポイントは「選ぶ基準」と「伝わる提案文」の2つだけ。
ここを押さえると、一気に返信率が変わってきます。
初心者が絶対に応募してはいけない案件の特徴
案件選びを間違えると、想像以上に消耗してしまいます。
特にクラウドソーシングは当たり外れが大きいで、未経験のうちは次のような案件は避けてみてください。
- 極端に単価が低い(例:1時間500円以下)
- 依頼内容があいまいで具体性がない
- 質問への回答が遅い/返ってこないクライアント
条件の悪い案件を選んでしまうと、「思った以上に作業ばかり増える」「時給が下がる」といった状態になり、継続がむずかしくなります。
最初は安心してやり取りできる相手を選ぶのが成功しやすい進め方です。
【コピペOK】返信率が2倍になる提案文テンプレート
提案文は長く書く必要はありません。
大事なのは「相手に安心感を与えること」です。
未経験の方でも伝わりやすくなるポイントは次の3つです。
- 依頼内容を正しく理解していると伝える
- 自分ができることを“具体的に”書く
- 小さく依頼できる提案で締める
この3つを守るだけで、返信率は大きく変わります。以下はそのまま使えるテンプレートです。
―――――
【提案文テンプレ】
○○様、はじめまして。ご依頼内容を拝見し、△△の部分でお力になれると感じご連絡いたしました。
現在、◯◯の学習を継続しながら、□□のようなアウトプットを行い、××の制作物があります。(ポートフォリオURL)
まずは小さな範囲からお試しでご依頼いただけると嬉しいです。丁寧に対応させていただきますので、一度お話しできれば幸いです。
―――――
ポイントは、「依頼する側の不安をひとつずつ取り除く」意識です。未経験であっても、丁寧さや誠実さはしっかり伝わりますよ。

僕の場合個人での実績はありましたが、企業クライアントからの受託案件を初めて請け負う際に20件は応募(営業)して、ようやく1件お仕事を頂けました。まずは1件獲得できるかが勝負になります。
実績ゼロでも選ばれる人が必ず書いている1つの要素
実績がない状態でも選ばれる人は、「どう進めるのか」を言語化できています。
これはクライアントの不安を減らす、シンプルで強力な要素です。
たとえば次の一文だけでも印象はずっと良くなります。
「作業フローのすり合わせ → 初回提出 → 改善 → 納品、という流れで進めさせていただきます。」
作業の見通しが立つと、クライアントは安心して返信しやすくなります。
難しいテクニックは必要ありません。“見通しを伝えること”が大事なんです。
ここまで進めれば、いよいよ初収入が見えてきます。
次の章では、月5万円を目指すときに多くの人がぶつかる“壁”と、その乗り越え方をお話しします。
月5万円までの壁|単価アップと継続のコツ
最初の収入が出始めると、「このまま続ければ月5万円いけそう」と感じる反面、どう伸ばすかで迷いやすい時期でもあります。
実際、多くの方がこのタイミングで“作業はしているのに収入が伸びない”という壁にぶつかります。でも、それはあなたの努力が足りないからではありません。
ここから先は「働き方の工夫」で伸び方が大きく変わるんです。
この章では、月5万円に向かって進むために必要な、単価アップ・継続のポイントを一つずつ丁寧にお伝えします。
月1万→3万→5万の伸ばし方(よくある停滞ポイント)
収入を伸ばそうと思うと「もっと案件を増やせばいいのでは?」と考えてしまいがちなんです。
でも、実はこの方法だと多くの人が途中で疲れてしまいます。時間の切り売りになり、時給が下がるからですね。
ここから先は、“数を増やす”よりも、“効率を上げる”方向にシフトするのが鍵になります。
具体的には次の3つです。
- 作業スピードを一定レベルまで引き上げる(AI活用がおすすめ)
- 作業の型をつくり、迷う時間を減らす
- クライアントとのやり取りを丁寧に保つ
これらを整えていくと、自然と継続が増え、収入も安定していきます。
「自分は成長しているな」と感じられる時期でもありますよ。
単価を上げやすい人・上げづらい人の違い
単価アップは、スキルの高さだけで決まるわけではありません。
実はもっとシンプルで、「信頼されているかどうか」が大きく影響します。
信頼が積み重なると、自然と単価が上がる声がかかることもあります。
例えば次のような対応ができる人は、単価を上げてもらいやすいです。
- 納期より少し早めに提出する
- 報連相をこまめに行う
- 相手の意図をくみ取って改善提案ができる
高度なスキルよりも、「この人に頼めば安心だ」と感じてもらえる行動が、信頼につながります。
逆に、連絡が遅れたり、提出がギリギリになると、それだけで単価アップのチャンスを逃してしまうこともあります。

僕も最初の頃は「スキルが上がったら単価も上がる」と思っていました。でも実際は、こまめな共有や、小さな気遣いの方がずっと効果がありました。安心して任せられるかどうかが、結局いちばん大切なんですよね。
継続率を上げる「信頼の積み重ね方」
月5万円を安定して達成するには、継続案件が欠かせません。
単発の案件だけで収入を作ろうとすると、毎回ゼロからのスタートになるため負担が大きいんです。
継続率を上げるためのコツは、「小さな安心」を積み重ねること。
特に次の3つは効果が大きいです。
- 提出物に簡単な補足や改善案を添える
- 相手が困りそうな部分を先回りして質問する
- トラブルが起きたときは早めに状況を共有する
これらは難しいことではありませんが、確実に信頼につながる行動です。「次もこの人にお願いしたい」と思ってもらえるようになります。
ここまで来れば、月5万円はもう視野に入っています。
次の章では、この先どんな方向に進むべきか、スクール、案件サイト、キャリアの伸ばし方について見ていきますね。
次にやるべきこと|スクール・案件サイト・キャリアの伸ばし方
月5万円まで到達できたら、もう立派に「稼げるスキル」を身につけた状態です。
ここから先は、あなたがどんな未来をつくりたいかによって選択肢が広がります。
副業として安定して続けたいのか、もっとスキルを伸ばしたいのか、それとも転職・独立を視野に入れたいのか。
それぞれに向けた“次の一歩”をお伝えしていきますね。
スクールを使うなら“このタイミング”が最適
「スクールって必要?」と悩む方も多いのですが、結論は月5万円を超えてからがもっとも効果的です。
理由は簡単で、実務経験が少しでもあると、学んだ内容がそのまま現場で活かせるようになるからです。
未経験の段階では、何が必要で何が不要なのか見えづらく、スクールで得た内容を活かしきれないこともあります。
ですが、少しでも実務を経験しておくと、「あ、これが足りていなかったんだ」と気づきやすくなり、投資としての回収力が一気に高まります。

僕自身も、最初にスクールへ入っていたら学習内容の半分は活かせなかったと思います。実際の案件で感じた課題を持ってから学ぶと、吸収度がまったく違いますよ。
おすすめのWebマーケスクールは下記の記事でまとめています。
関連記事⇒Webマーケ副業スクールおすすめ7選|30〜40代会社員が未経験から最短で稼ぐ選び方
初心者が使いやすい案件サイトと選び方
案件サイトは、それぞれ得意な分野が違います。
クラウドワークス や ランサーズ といったクラウドソーシングは案件数が多く、初心者でも挑戦しやすい一方で、単価は控えめです。
一方、専門系プラットフォームは単価が高いですが、応募条件がやや厳しめです。
おすすめの使い方は、「最初はクラウドソーシングで実績を積み、慣れてきたら専門サイトへステップアップする」流れです。
実績が増えるほど選べる案件が広がり、結果として単価も上がりやすくなります。
ポートフォリオが整ってきたら、少し単価の高い案件にも挑戦してみてくださいね。
月5万以降のキャリアロードマップ(独立・転職)
月5万円に到達すると、次のような働き方が現実的に視野に入ります。
- 副業のまま安定して収入を積み重ねる
- 単価を上げてフリーランスとして独立する
- 企業でインハウスマーケターとして働く
どの選択肢を選んでも、これまで積み上げてきた経験は無駄になりません。
むしろここから先は、“どんな働き方を選ぶか”で自由度が大きく変わります。
「もっと時間に余裕のある働き方がしたい」「やりがいのある領域に挑戦したい」など、あなたの希望に合わせて道を選べるフェーズです。
次の章では、そんなあなたが“今日すぐにできる”小さな一歩を紹介します。
難しいことではないので、ぜひ行動のきっかけにしてみてくださいね。
今日できる“1行アクション”
「副業を始めたい」と思っていても、いざ動き出そうとすると不安が出てきて足が止まってしまうことがありますよね。
でも安心してください。リスクある大きな一歩をいきなり踏み出す必要はありません。
未来を変えるのは、ほんの小さな行動からなんです。
そこで、今日の行動として、たったひとつだけやってみてほしいことがあります。
「SNS運用」か「SEOライティング」どちらで始めるか、紙に1つだけ書く。
これだけで大丈夫です。
選ぶだけなら5分もかかりませんが、決めることで学ぶ内容も進む方向も一気にクリアになります。「迷いがなくなる」ことが、行動を続けるためのいちばんの力になるんです。
あとから変更しても大丈夫。最初は軽い気持ちでOKです。
今日の1行が、数ヶ月後の「月5万円」という現実につながっていきますよ。
あなたのペースで、少しずつ前に進んでいきましょう。














・こーせー|ライフワークコーチ/SEO ディレクター
・40代3児の父
・元居酒屋店長 → 世界一周 → Webフリーランス(SEOブログ月100万円、インスタ4500フォロワー)→ カフェ起業7年目→コーチング
⇒詳しいプロフィールはこちら
⇒Instagramはこちら