「先延ばし癖」をゆるっと直す方法|やらなきゃ…と思ってるだけで疲れるあなたへ

「やらなきゃ…」と頭ではわかっているのに、なぜか体が動かない。
気づけばYouTubeを見ていて、夜になって罪悪感。

そんな“先延ばし癖”に悩んでいたのは、昔の僕自身です。
やる気が出ないことを自分の甘さだと思って、余計に落ち込む──。

でも今なら言えます。
「先延ばし」は、根性や気合じゃなく“心のサイン”だったんです。

この記事では、先延ばしの原因と、僕が試して効果があった“ゆるっと直す方法”をお伝えします。
読み終えるころには、「じゃあ1分だけやってみようかな」と思えるはずです。

著者プロフィール
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名前:こーせー

元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → ノマドブロガー(月収100万)→ フリーランス時代に筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業(7年目)

今は「変わりたくても動けなかった自分」を救った経験を活かして、行動できない人の心に寄り添うコーチングを学びながら、発信しています。

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「先延ばし」って実は“心のサイン”

「やらなきゃ」と思っているのに、なぜかやらない。
…そんな経験、ありませんか?

僕なんて、ブログを書こうとパソコンを開いたのに、気づけば靴を洗ってたことあります。2足。

でも、これって「根性が足りない」わけじゃないんです。

実は、“心”や“脳”が発しているサインかもしれません。

参考リンク:心理学と先延ばし行動の関係

Procrastination as Self-Regulation Failure(APA:米国心理学会)

先延ばしには、こんな“サイン”が隠れているかも

1. 疲れてるよのサイン

やる気が出ない・集中力がないのは、単なるエネルギー不足かもしれません。
心が「少し休もうよ」と言っている状態です。

2. 怖いよのサイン

「失敗したらどうしよう」「変化が怖い」といった不安。
脳は“いつも通り”が安全だと思っているため、新しいことにブレーキをかけるのは自然な反応なんです。

3. よく分からないよのサイン

ゴールが不明確だったり、「何から始めたらいいかわからない」と、人は自然と止まってしまいます。
これは“ストップして整理しよう”という合図です。

4. これ、本当にやりたいの?のサイン

「やらなきゃ」で動こうとすると、心が「ちょっと違うかも」と感じて動きを止めることがあります。
これは“やらされ感”からのSOSかもしれません。

こーせー

個人的にはこの「やらなきゃ」をいかに「やりたい」に持っていけるかが重要だと思っています。

下記の[1.本音でやりたいことを見つける]をどうぞ。

まずは「気づくこと」から

「動けないのは、意志が弱いから」ではなく、 “心が出してくれたサイン”に気づくことが、第一歩です。

自分を責めるよりも、
「いま自分は、何を感じてるんだろう?」と立ち止まってみてください。

こーせー

自分を俯瞰して見ることをメタ思考と言ったりしますね。

俯瞰してみると、「あーこういうことね。じゃこうしよう」と、次の行動を生む原動力になることもあるんです。

やらなきゃ…が疲れる理由

やらなきゃと思ってるだけで疲れるのは、頭の中で“未完了のタスク”がずっと鳴りっぱなしだからです。

実は「未完了のタスク」ほど、脳に記憶されやすく、注意を引き続ける心理現象があります。

これはツァイガルニク効果と呼ばれるもので、米国心理専門メディア『Verywell Mind』では「未完了の仕事は完了したものより記憶に残りやすい」と紹介されています。

つまり、人の脳は、終わっていないことを“気にし続ける”ようにできています。

「やらなきゃ…」という思考だけが、脳内に常に居座ってエネルギーを消耗しているんです。

完璧に終わらせる必要はありません。
むしろ「途中でもいいから、手をつける」ことが大事なんです。

僕が実践して効果があった3つの方法

次では先延ばし癖のある僕が実践して効果があった3つの方法をご紹介します。

1.本音でやりたいことを見つける

僕自身、「やらなきゃ」で動こうとしていた頃は、全然続きませんでした。
でも、少しでも「やりたいかも」と思えることに出会ってからは、自然と行動できるようになりました。

最初は大きなことじゃなくてOKです。
・昔ハマったこと
・時間を忘れて夢中になれたこと
・ちょっとだけ気になること

これらをメモに書き出したり、AIに壁打ちすることで自分の「本音」に近づいていけます。
やらされ感じゃなく、自分で選んだ感覚があると、行動はずっと軽くなります。

2.“1分だけやる”ルール

やる気がなくても「1分だけやる」と決めると、意外と動けます。

たとえばブログなら「1分だけタイトル考えてみよう」でもOK。
不思議なことに、1分やると脳は“やってるモード”に入ってくるんです。

僕もこの方法で「やり始めたら止まらなくなった」ことが何度もありました。

1分ルールは下記の記事で詳しく解説しています。

3. 今までとは逆の選択をしてみる

もし今の自分に満足していないなら、
“今まで通りの選択”じゃなくて、逆の選択をした方が理想の自分に近づく可能性が高いです。

たとえば:

  • 「今まで後回しにしてたなら、今日やってみる」
  • 「いつも1人で悩んでたなら、人に話してみる」
  • 「いつもショート動画を見てしまっていたら自分が発信してみる」

これは僕の行動指針の一つでもあります。
「現状にモヤモヤしてる=今までの選択では変われない」というサインです。

だからこそ、あえて「今まで選ばなかった方」を選んでみるようにしました。
やったことないほう、不安だけど気になるほう、失敗しそうだけどワクワクするほう。


そうやって選び続けてきた結果、ブログもカフェ経営も、世界一周もできました。

やる気を待たない。脳は“動いてから”スイッチが入る

「やる気が出たらやろう」では、一生やる気が来ないかもしれません。

巷では「作業興奮」という言葉がありますが、 医学的には存在しない言葉のようです。

ただ、僕は“やり始めてから”やる気が出ると思って行動するようにしています。

“気持ち”より“動き出し”を意識することがポイントです。

なので、動き出すためのハードルを極力下げて「1分でもいいからやろう」が大切なのです。

まとめ|“小さな一歩”でしか人生は変わらない

「先延ばしをなくしたい」と思ったら、 まずは1分でできる“ひとつ”の行動を選んでみてください。

僕もまだまだ1分アクションに助けられてます。

あなたの今日が、ちょっとでも前に進むきっかけになれば嬉しいです。

小さな一歩を踏み出す前に、自分の心理状態を整理したい方は、こちらの記事もおすすめです👇
👉 変わりたいのに変われない… その心理と抜け出し方

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こーせー(中森康成)ライフスタイル起業家
元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → ノマドブロガー(月収100万) → フリーランス時代に筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業(7年目) 今は「変わりたくても動けなかった自分」を救った経験を活かして、 行動できない人の心に寄り添うコーチングを学びながら、発信しています。
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