SNSを見て、「あの人すごいな…」「自分ってダメだな」って、落ち込んだことありませんか?
僕はあります。というか、何度もあります。
でも、ある時気づいたんです。 「比べること」自体は悪くない。
その比較で“自分を否定する”癖こそが、心を苦しめてるって。
この記事では、行動できなかった過去の僕の経験も交えながら、 「人と比べるクセ」を手放して、自分軸で生きる方法をお伝えします。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
ではいきましょう!
はじめに:比べて落ち込む…その正体

朝起きて、なんとなくSNSを開く。 グッとくる投稿やキラキラしたライフスタイルが目に入る。
そしてふと、
「なんで自分はこんなに何もできてないんだろう…」
そんな風に落ち込んだこと、きっと誰にでもあると思います。
でも安心してください。
それ、あなただけじゃありません。 そして、決して“あなたがダメだから”ではないんです。
人と比べてしまうのは“脳の仕様”

僕たち人間は、もともと「比較」をしながら生き延びてきた生き物です。
- どっちの木の実が安全か?
- どの仲間が信頼できるか?
そうやって、周りと自分を比較することで判断してきました。
参考サイト:医療法人社団 平成医会 「社会比較理論とメンタルヘルス」
つまり、「人と比べる」は、ある意味“生存本能”。
脳のクセみたいなものなんです。
それを無理やりやめようとすると、余計に苦しくなる。
大事なのは、「比べること」を責めるのではなく、「比べたとき、自分をどう扱うか」なんです。
比べすぎが心を疲れさせる理由

人と比べるとき、見えているのは
- 他人の“完成形”
- 自分の“途中経過”
このふたつを比べて、落ち込んでいるんです。
たとえば、インフルエンサーの投稿を見て、「自分なんて…」と感じてしまう。
でも彼らも、積み重ねてきた“裏側”があります。
それを知らずに比べてしまうから、しんどくなるんです。
そして、知らないうちに
「あの人と違って自分はできてない」
「だから行動しても無駄かも…」
と、自分を責めて動けなくなる。
だからこそ、“比べすぎ”に気づくことが第一歩なんです。
「比べない方法」を探すのをやめた

実は僕自身も、ずっと「比べないコツ」を探していました。
本を読んだり、ネットで調べたり、「どうすれば比べなくなるんだろう…?」と、ずっと答えを求めていたんです。
でも結局、また比べて落ち込む日々。
そこでようやく気づきました。
「比べない方法」を探すこと自体が、“比べる前提”になっている。
だから、いくら情報を集めても苦しかったんです。
必要だったのは、比べてしまう“自分”ごと受け入れること。
「また比べてるな」って気づいたら、「うん、それでOK」と認めることが、第一歩になりました。
僕が比べ癖を少なくできた3つの実践法

1. 比べたくなったら、まず深呼吸してスマホを置く
SNSで誰かの投稿を見てモヤモヤした時は、
すぐに反応せず、まず深呼吸してスマホを置く。
人と比べてしまうほとんどはSNSではないでしょうか。
SNSを見なければそもそもその感情はなかったものです。
スマホを置いて深呼吸しましょ。
2. 比べる相手を「昨日の自分」に変える
「他人と比較」はエンドレスですが、
「昨日の自分との比較」は、ちゃんと前進が見えるもの。
- 昨日より10分早く起きた
- 昨日より少し笑えた
そんな変化に気づくだけで、自信の芽が育ち始めます。
3. 自分の変化や成長だけを見る習慣をつける
僕はAIに今日やったことを報告するようにしています。
- インスタを投稿できた
- ジムに行った
どんな小さなことでもOK。
「昨日の自分にはなかったこと」として見つめ直すと、自然と自分の物差しが育っていきます。
まとめ|比べる癖は“気づき”のきっかけにできる
「比べないようにしよう」って力むよりも、「今、比べてたな」って気づくだけでOKです。
落ち込む自分も、責めずに受け入れてましょう。
比べ癖はを受け入れることが「他人軸」から「自分軸」へと変わる小さな一歩になります。
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