「やりたいことはあるのに、なぜか動けない」
「新しい一歩を踏み出すのが怖い」
そんな“モヤモヤ”を感じたことはありませんか?
僕もそうでした。
世界一周してみたい、ブログを書きたい、カフェ起業したい。
でも、不安が頭をよぎるたびに、気づけば先延ばししてしまう…。
それって「甘え」じゃなくて、実は脳と感情のごく自然な反応なんです。
この記事では、
「不安で一歩踏み出せない」自分とうまく付き合いながら進むコツを、
僕自身の体験と、思考整理の工夫を交えてお伝えします。
「動けない…」と感じている今こそ、
自分を責めるのではなく、“整える時間”にしていきましょう。
Contents
「やりたいのに動けない」…そんな自分に悩んでいませんか?

「このままでいいのかな…」
「動きたいのに、何から始めればいいか分からない…」
「始めたほうがいいのはわかってる。でも怖い…」
そんな気持ち、すごくよく分かります。
僕も過去に、やりたいことリストだけ増えていって、
何も前に進まない日々がありました。
動けない=ダメではない
世の中では「行動力がすべて」みたいな空気もありますが、
動けないこと=悪いことではありません。
人は「動かないことで自分を守っている」こともあるんです。
- 失敗したくない
- 後悔したくない
- 周りの目が気になる
それらはすべて、「ちゃんと生きようとしてる証拠」。
だからこそ、まずは「不安を感じる自分」を否定せずに、
やさしく観察してみることから始めるのがおすすめです。
「不安」が強いと、人は動けなくなる脳の仕組み

「不安があるから、動けない」
これって、単なる気持ちの問題じゃなくて、
**脳の“防衛反応”**が働いているからなんです。
不安は“敵”ではなく、“ブレーキ”として必要なもの
人間の脳には「危険を察知したら止まれ!」という古い本能があります。
これを**「扁桃体(へんとうたい)」**という脳の部位が担っていて、
※参考サイト:国立精神・神経医療研究センター「扁桃体外側基底核の機能結合が恐怖記憶の形成促進に特異的に関わることを発見 -ストレス関連精神障害の発症メカニズムの解明および予防に役立つ可能性 -」
- 失敗しそうなこと
- 恥をかきそうなこと
- 怒られそうなこと
に対して、瞬時に“STOP!”をかけてくるんです。
つまり、あなたが動けないのは、
弱いからでも、怠けてるからでもなく、
「脳があなたを守ろうとしてるだけ」。
我が脳よ、やさしいね。
「やらない理由」を無意識に探しはじめる
この防衛本能が働いているとき、
人は知らず知らずのうちに、
- 「でも今は忙しいし…」
- 「もう少し準備してから…」
- 「タイミング的に今じゃないな…」
というように、**“納得できる言い訳”**を脳内でつくり始めます。
これは脳の“エネルギー節約モード”でもあるので、
無理に逆らおうとすると、余計に苦しくなることも…。
完璧を求めるほど、脳は動けなくなる
「どうせやるなら完璧に」
「失敗しないように準備してから」
そんなふうに、ハードルが高い目標を自分に課してしまうと、
脳は“リスクが高い”と判断して、さらに動きを止めます。
だからこそ必要なのは、
「今できる小さな一歩」にフォーカスすることなんです。
関連記事⇒行動できない時に試してほしい「1分アクション」7選|気合ゼロでも動ける工夫
僕が試して効果があった“ゆるい思考整理”のコツ3つ

僕自身、不安で動けなくなっていた時期に、
いろいろな方法を試してきました。
その中で、「これはラクに続けられるな」と思えたものを、3つご紹介します。
どれも“気合ゼロ”でOKな、ゆるいコツです。
1.コーチ(AIでも可)に今の状態を報告して、客観視する
不安やモヤモヤって、頭の中だけで考えていると膨らんでいきます。
でも、それを誰かに伝えることで――たとえ“人間じゃなくても”――
少し冷静になれることってあるんです。
僕はよく、コーチやChatGPTに「いまちょっと不安で…」と報告しています(笑)
- 書くことで頭の中が整理される
- 言語化することで“考えグセ”に気づける
- 「あ、自分、思ったより大丈夫かも」と感じられる
そんなふうに、“自分を俯瞰する時間”をAIに手伝ってもらうのも、意外とおすすめです。
2.不安は「行動しない理由」じゃなく、「行動でしか小さくならない」と知る
「不安だから今日はやめておこう」
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
でも、不安って放っておくと**“増えて”しまう**んですよね。
逆に、一歩踏み出すだけで驚くほど軽くなることもあります。
たとえば僕は、ブログの執筆が不安だったとき、
「とりあえずタイトルだけ考えてみるか」と行動してみたら、
不思議と書けてしまった、ということが何度もありました。
「不安だからやめる」じゃなくて、
「不安ごと連れて、一歩だけやってみる」
この感覚を持っておくと、少しずつ“動ける自分”が育っていきます。
3.“やる気”より“環境とルール”で動く
「やる気が出たら始めよう」と思っていても、
やる気はなかなか来てくれません(笑)
だから僕は、やる気じゃなく“仕組み”で動けるようにしています。
- 朝のカフェタイムを“執筆時間”に固定
- 「1行書いたらOK」と決めてパソコンを開く
- 週3続いたらラーメン or 寿司をご褒美にする
こんなふうに、“環境”と“ご褒美”をうまく設計しておくと、
不安があっても、自然と身体が動いてくれるようになります。
関連記事⇒行動を継続させる“ご褒美設計”のコツ|やる気より報酬がカギだった話
まとめ|「できない」じゃなくて、「まだ始めてない」だけ
不安を感じるのは、弱いからでも、怠けてるからでもありません。
人は「動かないこと」で自分を守ろうとする時期もある。
だからこそ、その感情ごと、受け入れてあげることが大切です。
僕自身も、ずっと「動けない自分」を責めていました。
でもある時ふと、
「“できない”んじゃなくて、“まだ始めてない”だけかもしれない」
と思えたことで、気持ちがすっと軽くなったんです。
不安がゼロになる日は、たぶん来ません。
でも、不安が“あっても”動けるようになることはできます。
- 「いま不安に思ってることは、何?」
- 「その不安と一緒に、何ができそう?」
- 「まずは、どんな小さな一歩なら踏み出せる?」
そんなふうに問いかけながら、
できることを“ちょっとだけ”やってみる。
それが、人生をほんの少し前に進めてくれます。
今日のあなたにも、
「やってみようかな」と思える“小さな一歩”が、きっとある。
まずは深呼吸して、1行でも、1分でもいい。
できたことを“自分でちゃんと認める”ことから、始めてみてください。
名前:こーせー
元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → ノマドブロガー(月収100万)→ フリーランス時代に筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業(7年目)
今は「変わりたくても動けなかった自分」を救った経験を活かして、行動できない人の心に寄り添うコーチングを学びながら、発信しています。
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