キャリアコーチングの料金を初めて見たとき、正直こう思いました。
「いや、高くない?」
数十万円。
家族がいる40代にとって、軽く出せる金額じゃない。教育費もあるし、住宅ローンがある人もいる、老後の不安もある。自分のためにポンと払える額ではないですよね。
だから、「高い」と感じるのは当たり前じゃないですか。
むしろ、真面目に人生を考えている人ほど、簡単に決められないのではないでしょうか。
でも、「高い」で思考を止めるのももったいないとも思ってて
僕も同じように躊躇しながら、何度も「本当に高いのは受けるのと、受けないのとどっちだ?」と何度も自問自答しました。
結果として30万円以上するコーチングを受け、20万円以上するコーチングスクールに通い、認定コーチとなり、現在は飲食店経営から在宅Webマーケ職兼キャリアコーチとして活動しています。
キャリアコーチングは本当に“高い”のか?

結論から言うと、金額は高いです。これは間違いない。キャリアコーチになった今でも思います。
でも、「高い=やる価値がない」とは限らない。問題はそこです。
なぜ高く感じるのか。その構造を分解してみます。
相場は数十万円。それでも高く感じる理由
キャリアコーチングの相場は数十万円。高いと100万円近いこともあります。
この数字を見た瞬間、ほとんどの人はブレーキを踏みますよね。僕も踏みます。
理由はシンプルで
まず、単発ではなく一括支払いが多いこと。
月額数千円のサブスクとは心理的インパクトがまるで違う。「合計金額」がドンと目に入る。頭では分割と理解していても、心はざわつく。
次に、目に見えるモノが残らないこと。
車なら車が残る。パソコンなら手元にある。でもコーチングは“思考の変化”や“行動の設計”という無形資産。形がないから、実感が持ちにくい。
そして一番大きいのが、効果が保証されていないことです。これはほとんどのサービスでも同じですが「年収が必ず上がります」とは言えないし、「絶対に転職成功」とも言えない。サービス提供者の気持りもわかる反面、だから怖い。
ここまで考えると、「高い」と感じるのは当然じゃないですか。
慎重になるのは自然なことです。
比較対象を間違えていないか?
ただ、ここで一つだけちょっと考えてみましょう。
スマホの最新機種は、分割で払える。
車のローンも、なんとか払ってきた。
家電が壊れれば、必要経費として買い替える。
でも、「自分の未来」への支払いになると急に慎重になる。
僕もそうでした。
自分のキャリアは後回しにして、目の前のモノやサービスにはお金を払う。なぜか「自分への投資」は贅沢に感じる。
ここで起きているのは、価格の問題というより優先順位の問題です。
今すぐ手元にある便利さにはお金を払える。
でも、5年後の不安を減らすためのお金は出しづらい。
人間の心理として、これは自然ですよね。
でも自然だからこそ、放っておくと未来への投資は永遠に後回しになります。
ここが難しいところです。
「高いからやめる」と即断する前に、
自分は何と比べて“高い”と言っているのか?
ここだけは、一度立ち止まって考えてもいいと思うんです。
“何もしない”というのも実はリスク

ここは少し耳が痛い話かもしれません。
でも、40代だからこそ避けて通れないテーマです。
何もしないことは、実はリスクでもあるということです。
手元のお金が減っていないだけで、「見えない利益」と「時間」と「意識」はもっていかれます。
現状維持のコストは見えにくい
見えない利益を逃すパターン
例えば、年収が5年間ほとんど上がらないケース。
昇給が年数千円、あるいは横ばい。これが5年続くとどうなるか。
仮に、本来なら年収を50万円上げられた可能性があったとしたら、5年で250万円の差になります。
でもこの「失ったかもしれない差」は、請求書としては届かない。だから痛みを感じにくい。
消耗し続けるメンタル
個人的にはここが一番つらいです。
「なんとなく違和感がある」「このままでいいのか」と思いながら働く毎日。
その状態で5年過ごすと、エネルギーは確実に削られます。休日は回復に使われ、挑戦する余力がどんどんとなくなっていきます。
会社依存リスク
部署の再編、上司の交代、業績悪化。
自分がコントロールできない要因で、環境は簡単に変わる。選択肢を準備していないと、そのときに初めて慌てることになります。
何もしないという選択は、静かで安全に見えます。
でも実際は、じわじわと未来の選択肢を削っていく行為でもあるところは留意しておくべきです。
時間は取り戻せないという事実
40代の5年は重いです。
20代の5年とは違いますよね。
体力も、チャンスの種類も、市場の見られ方も変わる。
市場価値は“放置”で上がりません。意図して磨かないと、むしろ相対的に下がることもあります。
お金だけだったらまだしも、「あの時行動していればよかった」と後悔してももう遅いんです。
行動しないことで失うのは、お金以上にタイミングです。
そしてそのタイミングは、あとからお金を払っても戻ってきません。
「安全」は実は最大のリスク
同じ会社、同じ仕事、同じ環境。
慣れている安心感は大きいです。僕も飲食店経営をしていた時その安心にしがみつこうとしていた時期があります。
でも、安心の裏で自己実現や家族との時間など選択肢は減っていきます。
安全に見える場所が、実はゆっくり沈む船だったらどうする?と思うと不安じゃないですか?
ここまで考えて、僕は初めて「高いかどうか」ではなく、「このまま何も変えない方が本当に得か?」と自分に何度も何度も問い直しました。
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関連記事⇒【2026年】キャリアコーチング7社比較|プロが厳選したおすすめ3社と失敗しない選び方
それでも焦ってキャリアコーチングに申し込むのは危険です

ここまで読むと、「やっぱり動かなきゃダメか」と思うかもしれません。
同じ立場だった僕の不安やリスクを書いておいて言うのもですが、でも、ここで一番やってはいけないのが、焦って申し込むことです。
不安がピークのときに、強い言葉を浴びると判断力は簡単に鈍ります。
だからこそ、ここは冷静にいきたい。
不安を原動力にするのはいい。でも、不安を判断基準にするのはおすすめしません。
不安で選ぶと失敗する
30代40代って、焦りが出やすい時期ですよね。
「このままでいいのか」
「もう遅いんじゃないか」
「今動かないと手遅れかも」
そんなタイミングで、
「今すぐ変われます」
「このままだと本当にまずいですよ」
と強く言われたら、心は揺れます。
でも冷静になってみてください。
煽られた状態での決断は、だいたい後悔すると思いませんか?
キャリア、むしろ人生は短距離走じゃない。
一発逆転を狙うものでもない。
積み上げです。
焦って選んだものは、たいてい“積み上げ”が雑になります。
だから、「早く変わらなきゃ」と思ったときほど、一呼吸おく。
これが本当に本当に大事です。
目的が曖昧なまま受けても意味がない
もう一つ大事なのが、目的の明確さです。
転職したいのか。
副業を伸ばしたいのか。
今の会社の中でキャリアを再設計したいのか。
それとも、単純に今のモヤモヤを整理したいのか。
これが曖昧なままだと、コーチングを受けてもふわっと終わります。
僕が一番もったいないと感じるのはここです。
お金の問題というより、「覚悟の解像度」が低いまま始めること。
キャリアコーチングは、魔法ではありません。
代わりに人生を変えてくれるわけでもない。
でも、自分の本音と向き合う覚悟がある人にとっては、強力な補助輪になるとも思っています。
この違いは大きいです。
30代40代がやるべきは“キャリアの再設計”

ここからが本題です。
特に40代でやるべきことは、気合いや根性で飛び込むことではありません。
再設計です。
体力で押し切る時期は終わっている。
だからこそ、戦い方を変えていきましょう。
コーチングは「魔法」ではなく「設計補助」
広告やSNSを見てると鈍りますが、キャリアコーチングの本質は、劇的変化ではありません。
・思考を整理する
・強みを言語化する
・行動を具体化する
地味です。
でも、この“地味さ”が効きます。
頭の中でぐるぐる回っていた不安が、言葉になる。
なんとなく得意だったことが、「市場で通用する強み」として整理される。
「そのうちやろう」が、「来月ここまでやる」に変わる。
僕はここに価値を感じました。
人生を変えるのは魔法じゃありません。
設計図と、小さな実行の積み重ねです。
投資判断は“金額”ではなく“回収期間”で考える
ここは冷静に数字で考えてみます。
例えばキャリアコーチングで30万円。
確かに金額だけみると高いです。
でも、5年で回収すると考えたらどうでしょう。
30万円 ÷ 60ヶ月 = 月5,000円。
月5,000円分、働き方が改善すればいい。
年収が少し上がる。
副業で月1万円入る。
残業が減って家族との時間が増える。
どれか一つでも起きれば、長期では回収できます。
もちろん「必ず」回収できるとは限りません。
でも、判断軸が「高いか安いか」だけだと、未来のリターンを完全に無視することになるのも事実です。
投資判断は、金額ではなく回収の視点で見る。
ここが冷静さを取り戻すポイントです。
キャリアコーチングを受ける前にやるべき3つの準備
とはいえ、準備なしに飛び込むのも危険です。
準備①5年後の失敗した自分を言語化する
まず、5年後どうなっていたら“失敗”かを言語化してみましょう。
なぜんら理想よりも、避けたい未来を明確にするほうがリアルです。
例えば僕でしたら
・今とほとんど同じ仕事内容で、年収もほぼ変わらず、「あのとき動けばよかった」と思っている
・仕事のストレスが当たり前になり、家族との時間や自分の余力がさらに削られている
・いざ環境を変えようと思ったときに、転職や副業の選択肢がほとんど残っていない
準備②今の働き方の不満を具体化する
「なんとなく辛い」ではなく、
「誰との関係がストレスか」
「どの業務が消耗しているか」
「何が奪われている感覚なのか」
ここまで落とす。
準備③予算の上限を決める
そして、使える予算の上限を決める。
これは本当に大事です。
決めずに話を聞くと、感情で流されやすいです。
準備がある人は、失敗しにくい。
これは間違いありません。
結論|高いと迷っているなら、まずは「小さく試す」
最後に、僕の結論をはっきり言います。
キャリアコーチングは高い。
僕もそう感じました。
でも、「高いからやらない」と即断するのももったいない。
かといって、「不安だから申し込む」も違う。
なので答えは
小さく試す。
無料相談で、売り込みの強さではなく“誠実さ”を見る。
話をちゃんと聞くか。
不安を煽らないか。
こちらのペースを尊重するか。
そして、会社比較しましょう。
とくに40代からは、無謀に勝負する年齢ではありません。
でも、何も動かない年齢でもない。
僕は、「怖い」と思いながらも小さく動きました。
その一歩で、少なくとも“何も考えずに5年過ぎる未来”からは抜け出せました。
高いかどうかの前に、
このまま何もしない5年が、自分にとって本当に安いのか。
しっかりと自分と向き合い、不安からの契約ではなく納得感をもって進めていきましょう。
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・キャリアコーチングが「高い」と感じる本当の理由
・何もしない選択に潜む“見えないコスト”
・40代が焦って申し込むと失敗しやすい理由
・投資判断を「金額」ではなく「回収期間」で考える視点
・後悔しにくい判断をするための具体的な準備と試し方