バックパッカーの末路は悲惨?|世界一周した僕が選んだ“その後の働き方”

「旅に出たい。でも、その後のことを考えると怖い。」

スマホで世界一周やバックパッカーの動画を見ながら、胸だけざわつく。頭では「やめておいた方がいい」と分かっているのに、心だけはずっと海外に向いている。

僕も、まったく同じでした。

社会のレールに乗って働き、気づけばアラサー。ある日ふと鏡を見たとき、こんな言葉が頭に浮かびました。

「このままの人生で、本当にいいのかな?」

当時の僕には、

  • いつか世界一周したい
  • いつか自由に働きたい
  • いつか好きな場所で暮らしたい

そんな「いつか」と口だけで言っていた夢がありました。

転機になったのは、当時の彼女(今の妻)のひと言です。

「ねぇ、その“いつか”って、いつなの?」

そこから本気でお金を貯め始め、1年半で250万円を貯金。妻も別で資金を貯めてくれて、会社を辞めて、夫婦で世界一周に出ました。

そしてこの記事を書いている今、旅から約10年。世界一周後に地方へ移住し、起業して、家族と海の近くで暮らしています。

この記事では、

  • バックパッカーの末路は本当に悲惨なのか?
  • 旅は現実逃避なのか、それとも人生の再設計なのか?
  • 旅に惹かれている人は、行くべきかやめるべきか?

といったテーマを、僕自身の経験をもとにお話しします。

今の働き方や生き方にモヤモヤしていて、「このまま終わりたくない」と感じているなら、きっとヒントになるはずです。

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著者プロフィール
こーせープロフィール写真

・こーせー|ライフワークコーチ/SEO マーケター

・40代3児の父
・元居酒屋店長 → 世界一周 → Webフリーランス(SEOブログ月100万円)→ カフェ起業7年→Webフリーランス&GCS認定コーチ

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バックパッカーの末路は?【先に結論】

空港のカートに腰かけて本を読む男

最初に結論からお伝えすると、バックパッカーの末路は「悲惨」で決まっているわけではありません。

旅の末路は、

「旅で何を持ち帰ったか」で決まる

と僕は感じています。

今まで出会ってきたバックパッカーたちの“その後”を思い返すと、大きく分けて次の3パターンでした。

  1. 起業・フリーランスになる
  2. 会社に(再)就職する
  3. そのまま旅や放浪を続ける

どれが正解というわけではありません。ただ一つ共通しているのは、「旅に出たこと自体を後悔している人には、ほとんど出会ったことがない」ということです。

僕自身は、世界一周後に地方へ移住し、アルバイトをしながらブログを育てて独立。その後、カフェを起業し、家族と一緒に自分が住みたい場所で暮らしています。

旅に出たからこそ、「自分の働き方は自分でつくっていい」と思えるようになりました。

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なぜ旅に出たのか|きっかけは“違和感”だった

旅に出る人の理由はそれぞれですが、多くの人に共通しているのは「違和感」です。

仕事が嫌いというわけではない。人間関係もそこまで悪くない。それでも、どこか胸の奥で引っかかっているものがある。

僕の場合は、それが次のような感覚でした。

  • このまま同じ毎日を繰り返して、気づいたら人生が終わっていそう
  • 本当はもっと違う生き方がある気がする
  • でも、周りにそういう生き方をしている人がいない

いわゆる「このままの人生でいいのかな?」というモヤモヤです。

もし今のあなたも、

「仕事は仕事で大事だけど、人生のすべてではないよな…」

と感じているなら、その違和感はけっして間違いではありません。旅は、その違和感の「正体」を見つけに行く行為でもあると、僕は思っています。

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旅が働き方を変える理由|視点がひっくり返る

バックパッカーとして旅をしていると、日本にいるだけでは出会わなかった生き方に、次々と出会います。

例えば、

  • 週の半分だけ働き、残りはサーフィンや家族との時間に使う人
  • 世界中を旅しながら、オンラインで仕事をしている人
  • 小さなビジネスをいくつか持ち、時間と場所の自由を優先している人
  • お金よりも「どう生きたいか」を最優先にしている人

こうした人たちと出会うことで、僕の中で「働く意味」が大きく変わりました。

それまでは、

「働く=生活費を稼ぐためのもの」

というイメージでしたが、旅を通じて、

「働く=自分の生き方をつくるための手段」

という感覚に変わっていきました。

だからといって、全員が会社を辞めるべきだとは思いません。ただ、

「今の働き方以外にも、選択肢はたくさんある」

という視点を持てるだけでも、心の余裕はかなり変わります。

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旅に惹かれる人がやるべき準備

旅に出ること自体は素晴らしい経験ですが、勢いだけで飛び出すと、帰国後に現実的な壁にぶつかることもあります。

「あらかじめ準備しておけばよかった」と感じたものを挙げると、次のようなものがあります。

  • 最低限の生活費(旅費+帰国後数か月分)
  • 帰国後に住む場所のイメージ
  • 何かしらのスキルや収入源のタネ
  • 「戻る場所」よりも「進みたい方向性」のイメージ

特に大きかったのは、旅の途中から始めた「ブログ」でした。

旅の日記の延長のように始めましたが、帰国後も続けたことで、最終的にはブログ収益だけで生活できるようになり、独立につながりました。

旅に出る前から、あるいは旅をしながらでも、少しずつ「自分でつくる収入源」のタネを育てておくと、帰国後の選択肢はかなり広がります。

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迷っている人への答え|判断基準は一つだけ

「行くか、行かないか」で悩んでいる人に、よく聞かれる質問があります。

「行った方がいいですか?それともやめた方がいいですか?」

僕がいつもお伝えしているのは、次のような考え方です。

  • 旅に惹かれる気持ちが理屈ではなく「どうしても行きたい」という本音なら、行った方が後悔は少ない
  • お金や家族など現実的な不安が大きいなら、「準備してから行く」も立派な選択

どちらを選んでもいいのですが、いちばんしんどいのは、

「決めないまま、ずっと悩み続けること」

だと僕は思っています。

旅に出るにしても、出ないにしても、「自分で選んだ」と思える状態まで考え抜いたなら、その後の人生にも納得しやすくなります。

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まとめ|旅は終わりじゃなく、始まりだった

バックパッカーとして世界一周したことで、

  • 働く意味
  • お金との付き合い方
  • 暮らしたい場所の選び方
  • 人生において大事にしたい価値観

これらが大きく変わりました。

今僕は、旅で得た価値観を軸に、

  • 好きな場所(海の近く)で暮らし
  • 自分でつくった仕事で収入を得て
  • 家族との時間や趣味(サーフィン)を優先しながら
  • これから先の働き方も、自分で選んでいこうとしています

旅は「現実からの逃げ場」ではなく、

「自分の本音に気づくきっかけ」

だったと、今でははっきり言えます。

もし今、旅や違う働き方に惹かれているなら、その気持ちをなかったことにする必要はありません。焦って決断する必要もありません。

少しずつ準備をしながら、自分が本当に大切にしたいものから逆算して、「これなら納得できる」と思える選択をしていきましょう。

そして、その選択を重ねていくプロセスこそが、あなたの人生そのものになっていきます。

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こーせー(中森康成)ライフワークコーチ
元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → Webフリーランス(ブログ月収100万) → 筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業7年→GCS認定コーチ
今はコーチングの視点で、変わりたい人に向け”成りたい自分になれる”発信をしています。
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