「この働き方、ずっと続けていていいのかな。」
ライフステージが変わり、キャリアの後半戦にはいった40代はそう思うことありますよね?
ただ、いきなり転職や独立を考える必要はありません。
筆者自身もそうだったように、40代は、まずは“副業”を通して、自分の理想を試してみることから始めることをおすすめします。
副業をきっかけに、自分に合うペース・やりがい・人との関わり方が見えてくる。
そこから「暮らし」と「働き方」のバランスを整えていくのが、ミドルエイジの“理想の働き方設計”です。
この記事では、次の3つを中心に解説していきます。
- 理想の働き方を見つける3つのステップ
- 働き方をデザインするためのフレームワーク
- 40代がやりがちな“働き方の思い込み”の外し方
ぜひ今回の記事を参考に、あなただけの理想の働き方を設計してみてください!
理想の働き方とは何か
「理想の働き方」と聞くと、多くの人が“好きなことを仕事にする”や“ストレスのない職場”を思い浮かべます。
しかし本来の理想の働き方とは、「好き・得意・価値観」が重なり合い、無理なく続けられる状態を指します。
| 要素 | 意味 | 問いかけの例 |
|---|---|---|
| 好き | 心が動く・夢中になれること | どんな瞬間に「楽しい」と感じるか? |
| 得意 | 自然と成果が出ること・人に感謝されること | 「ありがとう」と言われた経験は? |
| 価値観 | 大切にしたい生き方・判断基準 | 譲れないものは何か? |
この3つが重なる場所に、自分らしい働き方の“原点”があります。
逆にどれか一つでも欠けると、長く続けるほどに違和感が生まれやすい。
理想の働き方を考えるときに意識したいのは、「完璧」ではなく「整っている」状態を目指すこと。
全てを理想通りにするのではなく、暮らし・仕事・心のバランスが“心地よく保たれている”ことこそが、持続可能な働き方の本質です。

僕の場合、サーフィンして、独立して、家族の時間も大切にするこのバランスを大切にしています。どれかに偏るとエネルギーが下がる経験を何度もしてきました。。。
次の章では、この「理想の働き方」を現実に設計するための3ステップを紹介します。
理想の働き方を設計する3つのステップ
理想の働き方をつくるためには、「何をしたいか」よりも「どう生きたいか」から考えることが大切です。
ここでは、40代からのキャリアを現実的にデザインするための3つのステップを紹介します。
① 理想の暮らしを描く(1日の理想を可視化)
働き方を変える前に、まずは理想の暮らしを明確にすることが出発点です。
多くの人が「働き方」から先に考えようとしますが、実際は「暮らし方」に合わせて仕事を選んだほうが続きやすい。
たとえば、次のような問いを自分に投げかけてみましょう。
- 朝、どんな時間の使い方をしていたい?
- どんな人と関わっていたい?
- 仕事が終わったあと、どんな気持ちでいたい?
理想の1日を紙やスマホメモに書き出すと、自分にとっての“豊かさの定義”が見えてきます。
これが、働き方を設計する最初の基準になります。
② 働き方を“暮らし”に合わせて再設計する
理想の暮らしが描けたら、次はそこから逆算して働き方を再設計します。
「収入」「時間」「やりがい」の3つのバランスを考えると、方向性が整理しやすくなります。
| 要素 | 問いかけの例 | 目指す方向性 |
|---|---|---|
| 収入 | 生活を安定させるには、いくら必要? | 必要最低限+ゆとりを作る |
| 時間 | どの時間帯に最も集中できる? | 生産性の高い時間を“自分のため”に使う |
| やりがい | どんな瞬間に「やっててよかった」と思う? | 成果より“納得感”を優先する |
この3つを軸に働き方を設計すると、理想と現実のギャップを冷静に整理できます。
たとえば「時間が足りない」なら業務委託にする、「やりがいがない」なら副業で補うなど、暮らしに合った形を少しずつ組み立てていきましょう。
関連記事⇒40代からの働き方を見直す|キャリア設計5ステップ完全ガイド
③ 副業で小さく試して、検証しながら育てる
理想の暮らしと働き方の方向性が見えたら、いきなり大きく動く必要はありません。
まずは副業で小さく試すことから始めてみてください。
- 本業を続けながら興味のある分野に挑戦する
- 1〜2時間で完結できる小さな案件を受けてみる
- 「やってみたらどう感じたか」をメモに残す
副業はリスクを抑えながら、自分の興味や価値観を検証できる“実験場”です。
続けるうちに、「この働き方が心地いい」「この方向なら本業を変えてもいいかも」といった感覚が育っていきます。
大切なのは、成果よりも気づきを重ねること。
小さな行動の中に、理想の働き方へ近づくヒントが必ず見つかります。
次の章では、40代が陥りやすい“働き方の思い込み”と、その外し方を解説します。
関連記事⇒40代の副業の始め方と続け方|理想の働き方は“副業”から始まる【実践ガイド】
40代が陥りやすい“働き方の思い込み”
40代になると、仕事も家庭もある程度安定し、同時に「このままでいいのか」と考える時間も増えます。
ただ、その中で知らず知らずのうちに、自分を縛ってしまう“思い込み”を抱えている人は少なくありません。
ここでは、特に多い3つのパターンを見直していきましょう。
「好きなこと=仕事にしなきゃ」
多くの人が「好きなことを仕事にできたら幸せ」と考えますが、実際にはそれがすべてではありません。
好きなことを無理に仕事にすると、プレッシャーで純粋な楽しさを失ってしまうこともあります。
大切なのは、「好きなことをどう働き方に取り入れるか」という視点です。
- 仕事の一部に「好き」を混ぜる
- 副業で「好き」を実験してみる
- 趣味として「好き」を守る
「好きなこと=仕事」ではなく、「好きなこと×自分のペース」で続けられる形を探す。
それが長期的に充実感を生む働き方につながります。
関連記事⇒【好きなことを仕事にする】を6年実践して見えた楽しさ辛さを現役経営者が解説
「安定=会社にいること」
かつては「安定=会社にいること」が常識でした。
しかし、今の時代は会社にいても業界ごと変化するため、必ずしも“所属”が安定を意味するとは限りません。
本当の安定とは、「自分で収入を生み出す力」を少しずつ育てること。
| タイプ | 特徴 | 安定性の方向性 |
|---|---|---|
| 依存型の安定 | 会社・組織に守られている状態 | 外的要因に左右されやすい |
| 自立型の安定 | スキルや実績で自分を守る状態 | 環境が変わっても再現可能 |
副業は、この「自立型の安定」を育てる最初のステップです。
会社に所属していても、個人としての選択肢を持てることで、精神的にも経済的にも安定感が増していきます。
「転職や独立=成功」ではない
転職や独立は、ゴールではなく選択肢のひとつです。
環境を変えること自体が目的になると、理想の働き方から遠ざかってしまうことがあります。
重要なのは、「なぜ今その選択をしたいのか」を明確にすることです。
- 転職で「何を変えたい」のか?(人間関係・仕事内容・働く時間)
- 独立して「どんな暮らし」を実現したいのか?
- 今の仕事で「変えられる部分」はないか?
環境を変えるよりも、自分の内側を整えることが先。
その上で出てきた選択は、どんな形でも「納得できる働き方」になります。
次の章では、理想の働き方を続けるための仕組みと、暮らしとのバランスを保つ方法を紹介します。
関連記事⇒やりたい仕事の見つけ方|“本音”から見つける3ステップをライフワークコーチが解説
理想の働き方を続けるための仕組み
理想の働き方は、一度つくったら終わりではありません。
続けるためには、日々の行動・人間関係・考え方の3つを整える“仕組み”が必要です。
ここでは、暮らしの中に無理なく続ける仕組みをつくるための3つのポイントを紹介します。
小さな習慣とマイルールを作る
働き方を変えるうえで一番の壁は、「続かないこと」。
どれだけ良い方法を知っても、習慣化できなければ成果は出ません。
だからこそ、最初に作るべきは「頑張らなくても続けられる仕組み」です。
おすすめは、行動を“トリガー(きっかけ)”に紐づけること。

心理学を応用した、if then planning(イフ・ゼン・プランニング)ともいいますね!
| 行動の目的 | トリガー(きっかけ) | 例 |
|---|---|---|
| ブログやSNS発信を習慣にしたい | 朝コーヒーを飲んだらパソコンを開く | 「行動の前後」に決めると続きやすい |
| 副業の時間を確保したい | 夜子どもを寝かせたあとに30分だけ作業 | “短くても毎日”の意識を持つ |
| 学びを定着させたい | 昼休みに3行だけメモを見返す | スキマ時間を固定化する |
また、「やらないことリスト」を決めるのも効果的です。
- 夜のSNSチェックはしない
- 疲れている日は作業をしない
- 週1日は完全オフにする
続ける秘訣は、頑張ることよりも“続けられる環境を設計する”ことです。
関連記事⇒三日坊主を卒業する“継続のコツ”|気合ゼロでも続けられるしくみ
家族・仲間との関係性を大事にする
理想の働き方は、自分ひとりでは成り立ちません。
家族や仲間との関係性をどう保つかが、働き方の継続に大きく影響します。
特に副業や独立を始めた40代が陥りやすいのが、「ひとりで頑張りすぎること」。
孤独になりやすい時期だからこそ、身近な人との信頼関係を丁寧に築くことが重要です。
たとえば、次のような工夫を取り入れてみましょう。
- 週1回だけでも家族との時間を優先する
- 仲間と進捗を共有してモチベーションを保つ
- 「今は挑戦期間」と伝えて理解を得る
周囲との関係性が安定すると、仕事だけに意識を奪われず、心の余裕を保ちながら行動を続けられます。
“完璧”より“整っている”を目指す
理想の働き方を追いかけていると、「もっとできるはず」と自分を追い込んでしまうことがあります。
でも、本当に大切なのは完璧を目指すことではなく、整った状態を保つことです。
整っている状態とは、次のようなバランスがとれていることを指します。
| 要素 | 整っている状態 | 乱れている状態 |
|---|---|---|
| 心 | 焦りより安心感がある | 常に「足りない」と感じている |
| 時間 | 自分のペースで動けている | やることに追われている |
| 人間関係 | 必要な人と深く関われている | 比較や承認欲求で疲れている |
完璧を求めるほど疲弊し、整える意識を持つほど長く続く。
その小さな差が、40代以降の働き方の満足度を大きく左右します。
次の章では、これまでの流れをまとめつつ、理想の働き方を実現するための考え方を整理します。
関連記事⇒完璧じゃなくて大丈夫|“完璧主義”が行動を止める理由とゆるく始めるコツ
まとめ|理想の働き方は“設計”から始まる
理想の働き方は、才能やチャンスがある人だけのものではありません。
どんな人でも、自分の暮らし方から逆算して設計すれば、少しずつ理想に近づけます。
これまで紹介したステップをあらためて整理してみましょう。
| ステップ | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| ① 理想の暮らしを描く | 1日の理想を可視化して、暮らしの軸を決める | 自分にとっての「豊かさの定義」を明確にする |
| ② 働き方を再設計する | 収入・時間・やりがいのバランスを見直す | 理想と現実のギャップを可視化する |
| ③ 副業で小さく試す | 低リスクで新しい働き方を実験する | 気づきを重ねながら方向性を育てる |
そして、続けるためには次の3つを意識してみてください。
- 習慣化の仕組みをつくる
- 家族や仲間との関係性を大切にする
- “完璧”より“整っている”を目指す
働き方は一度決めたら終わりではなく、暮らしの変化に合わせてアップデートしていくもの。
40代からのキャリアは「やり直し」ではなく、「再設計」です。
もし今、「このままでいいのかな」と感じているなら、
まずはあなたの暮らしに合う副業から小さく始めてみてください。
動き出したその瞬間から、理想の働き方はもう始まっています。
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⇒オンライン副業の始め方|40代が理想の暮らしを叶えるための3ステップを経験者が解説








・こーせー|ライフワークコーチ/SEO ディレクター
・40代3児の父
・元居酒屋店長 → 世界一周 → Webフリーランス(SEOブログ月100万円、インスタ4500フォロワー)→ カフェ起業7年目→コーチング
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