「コーチングって最近よく聞くけど、正直よくわからない」
「なんか意識高い人がやってるイメージがある…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実は僕も、以前は「コーチング=特別な人が受けるもの」と思っていました。
でも、カフェ事業についてモヤモヤしていた時にコーチングを受けた結果、
自分の生き方を見つめ直す大きなきっかけになったんです。
この記事では、
- コーチングってそもそも何なのか?
- なぜ“変われない人”にこそ効くのか?
- 実際に僕が受けて感じた変化
を、体験ベースでお伝えしていきます。
Contents
そもそも「コーチング」ってなに?

「コーチングって何をしてくれるんですか?」
よく聞かれる質問です。
ざっくり言うと、
コーチング=その人の中にある“答え”を引き出す対話の技術。
アドバイスをしたり、課題を教えてくれるものではありません。
むしろ、コーチはアドバイスを“しない”プロです。
→コーチングの定義や活用事例については銀座コーチングスクールの公式サイトも参考になります
カウンセリング・コンサルとの違い
手法 | 目的 | アプローチ |
---|---|---|
カウンセリング | 過去の悩みの整理・癒し | 心理療法的アプローチ |
コンサルティング | 課題への答えを“提供” | 専門知識・戦略を伝える |
コーチング | 未来の本音・行動の“気づき”を引き出す | 質問・傾聴による対話 |
コーチングは、「正解を教える」のではなく、
**「自分の中にある答えに気づけるようサポートする」**のが大きな特徴です。
「アドバイスしない」ってどういうこと?
コーチは、巧みに質問を扱い、あなたの話を“ジャッジせず”に聞いてくれます。
- 否定されない
- 遮られない
- 評価されない
そんな“安心して話せる空間”の中で、
人は自然と自分の考えや気持ちを言葉にし始めます。
そしてふと、こんなふうに気づく瞬間が来るんです。
「あれ、今、自分で答え言ってたな…」
その“気づき”こそが、行動を変える最初の一歩になります。
変われない人にこそ、コーチングが効く理由

「変わりたいのに、動けない」
「やりたいことはあるのに、なぜか一歩踏み出せない」
「自分でも何に悩んでいるのか分からない…」
そんな“モヤモヤ状態”のとき、
僕たちはつい「まだやる気が足りない」「自分はダメだ」と責めてしまいがちです。
でも本当は、
“誰かに話して、思考を整理するだけ”で前に進めることも多いんです。
コーチングは、まさにその「きっかけ」をつくってくれる場でした。
正解じゃなくて「本音」にアクセスする時間
普段の生活では、
- 周りの期待に応えること
- 失敗しない選択をすること
- 世間的に“正解”っぽい方向に進むこと
ばかりを考えてしまいます。
でも、コーチングの対話では、
「あなたはどうしたいですか?」
という問いを、丁寧に・何度も向けられます。
これが驚くほど、心の奥に潜っていくんです。
聞いてもらうことで“自分が整理されていく”
コーチングは、アドバイスではなく、
じっくりと“聞いてもらう”時間です。
コーチによる質問に話すことで、自分の考えが言葉になり、
言葉にすることで、「本当はこう思ってたんだ」と自分で気づける。
これはまさに、“自己との対話”のような感覚。
僕自身もコーチングの中で、
「今、自分でしゃべってて気づきました(笑)」という瞬間が何度もありました。
自分の中の“やってみたい”を引き出す
何かをやろうとしても、
「失敗したらどうしよう」「うまくいかなかったら怖い」と思って動けない。
でもコーチングでは、
“できない理由”じゃなくて、“やりたい想い”に焦点を当ててくれます。
- 「なにをやりたいんだろう?」
- 「そのために、どんな小さな一歩がある?」
- 「やってみたら、どんな未来が待ってる?」
そうやって、自分の中の“やってみたい”がじわっと浮かんできたとき、
自然と、行動が“スッ”と軽くなるんです。
僕が実際にコーチングを受けて感じた変化

僕自身、2024年の春――
カフェの経営や働き方に「どこかしっくりこないな」と感じていた時期がありました。
- 売上は伸び悩み
- スタッフとの連携もなんとなく噛み合わない
- 時間の使い方にもムダが多い感覚…
そんな中、「何か変えたい。でも、何をどう変えたらいいかわからない」
というモヤモヤを抱えて、コーチングを半年間受けてみることにしたんです。
散らかっていた思考が、言葉に変わった
最初の数回は、正直うまく話せませんでした。
でも、話していくうちに、少しずつ見えてきたんです。
「あれ、自分でこう言ってるけど…それ、本当にやりたいのかな?」
「本当は、もっと家族との時間やサーフィンの時間を大事にしたかったんだ」
誰かに“聞いてもらうだけ”で、
こんなにも頭の中が整理されていくのかと驚きました。
「やること」じゃなくて、「注力すること」が見えた
僕は当時、
ブログ・SNS・アパレル・など、いろいろなことに手を出していました。
でも、コーチとの対話を重ねていく中で、
「まずは、カフェ事業をもう一度整えることに集中しよう」と決断。
そこからは不思議なくらい、動きがスムーズになっていきました。
年間売上過去最高。そして、時間も戻ってきた
結果的にその年、年間売上は過去最高を更新。
カフェの運営体制も整い、スタッフとの関係性もより円滑に。
同時に、家族との時間や、サーフィンを楽しむ余白もちゃんとつくれるようになったんです。
「頑張ったから成果が出た」というより、
“軸”が定まったからこそ、行動がブレなくなったという感じでした。
自分の中に、ちゃんと答えがあった
コーチングは、何かを教えてくれるわけじゃありません。
でも、自分の中にある「答え」や「想い」に気づかせてくれる場所なんです。
変化のきっかけって、
外から与えられるものじゃなくて、
“内側から見つかるもの”なんだと、身をもって体験しました。
実際にどんな行動が変わったのかはこちらの記事も参考にどうぞ。
関連記事→行動できなかった僕が変われた5つのきっかけ|動けない自分を責めていた頃の話
なぜ僕がコーチングを学び始めたのか

半年間、コーチングを受けて感じたこと。
それは――
「コーチからの質問に答えて、ただ話を“聞いてもらえる”って、こんなにも人を前に進めるんだ」
という、素朴だけど強烈な体験でした。
話していただけなのに、前に進めた
ある日、僕がコーチに「最近モヤモヤしてて…」と話し始めた時。
コーチは何もアドバイスせず、ただ静かに、僕の話を聞いてくれました。
「それはしんどかったですね」
「そう感じたんですね」
そんな言葉を返しながら、ただ僕の言葉を受け止めてくれる。
気づけば僕は、止まらないくらい話していて、
その中で、ふっと自分で言ったんです。
「あ、そっか…俺、本当はこうしたかったんだな」
その瞬間、自分の中の霧が晴れるような感覚がありました。
僕にも「誰かのきっかけ」になれるかもしれない
この体験を通して、自然と思ったのは、
「今度は、僕が“聞く側”になりたい」
ということでした。
誰かに答えを教えるんじゃなくて、
その人が自分の中の声に気づけるような関わりをしたい。
コーチングを受けながら、
「行動できない幼馴染の友人も変えることができるんじゃないか?」
という気づきもありました。
身近な誰かの、変わるきっかけになりたい
実は僕のまわりにも、変わりたいのに動けずに悩んでいる友人がたくさんいます。
- 会社を辞めたいけど勇気が出ない人
- やりたいことがあるのに言い出せない人
- 家族のことを考えすぎて、自分を後回しにしている人
そういう人たちに背中を押して、本音でなりたい自分になれる手助けがしたい。
そう思って、僕は今、コーチングを学び始めました。
まとめ|コーチングは“答えをもらう場所”じゃない
コーチングを受ける前の僕は、
「誰かに答えを教えてほしい」と思っていました。
でも、実際に体験してわかったのは、
コーチングは“答えをもらう場所”ではなく、
自分の中にある“本音”や“想い”に気づく時間だということ。
そして、ただたんに答えを教えてもらうよりも、自分自身の本音からくる行動のため、その行動自体も楽しみながら進めることができます。
「変わりたいのに変われない…」
「何をしたらいいか分からない…」
そんなときに必要なのは、
立派なアドバイスや特別なノウハウじゃなくて、
安心して自分の気持ちを話せる場所かもしれません。
僕自身、
その場所を“コーチング”という形で受け取ったからこそ、
迷いが晴れ、行動がスッと軽くなっていきました。
そして今、
「誰かの変化のきっかけをそっと支えられる存在になりたい」
という想いを持って、コーチングを学んでいます。
この記事が、あなたの中に眠っていた“本音”に気づく
きっかけになればうれしいです🌿
コーチングの“問いかけ”についてはこちらで紹介しています
名前:こーせー
元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → ノマドブロガー(月収100万)→ フリーランス時代に筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業(7年目)
今は「変わりたくても動けなかった自分」を救った経験を活かして、行動できない人の心に寄り添うコーチングを学びながら、発信しています。
⇒詳しいプロフィールはこちら