「やらなきゃ…」と思ってるのに、なぜか動けない。
そんな自分に、ずっとモヤモヤしていました。
周りはどんどん前に進んでいるのに、自分だけ取り残されてるような焦り。
「自分には行動力がないんじゃないか」
「意志が弱いだけなんじゃないか」
何度も、そう思っては落ち込んでいました。
でも、今の僕は少しだけ違います。
いきなり完璧に動けるようになったわけじゃありません。
“小さなきっかけ”を少しずつ積み重ねてきただけ。
この記事では、かつて行動できなかった僕が、少しずつ変われた“5つのきっかけ”をお伝えします。
Contents
① 比べる相手を「昨日の自分」に変えた

早速ですがまず一つ目。
以前の僕は、SNSを開いては落ち込んでいました。
- あの人はもう独立してる
- あの人は楽しそうに自由に生きてる
- 自分は…今日も何もできなかった
誰かのキラキラした投稿を見るたび、「なんで自分は動けないんだ」と自己嫌悪のループ。
でもあるとき、ふと思ったんです。
もしかして、比べてるものが違うんじゃないか?
他人と比べたら、自分はいつも“足りない側”に見える。
でも、「昨日の自分」とだけ比べたらどうだろう?
- 昨日は布団から出られなかったけど、今日は出れた
- 昨日はスマホを見て終わったけど、今日はパソコンを開けた
- 昨日はやらなかったけど、今日は1行だけでも書けた
そうやって“自分の中の変化”を見てみると、
意外と前に進んでる自分がいたんです。
それに気づいてから、
他人のペースじゃなくて「自分のペース」で動けるようになっていきました。
成長って、いつも小さくて地味だけど、ちゃんと自分の中に“変化”は起きてるんです。
人との比較に悩んでいた頃の話は、こちらの記事でも詳しく書いています。
関連記事→「人と比べて落ち込む…」をやめたいあなたへ|自分軸で生きるための思考法
② 完璧を目指すのをやめて“60点でOK”にした

僕は昔、何をするにも「ちゃんとやらなきゃ」と思い込んでいました。
ブログを書くにしても、
「構成バッチリ、内容もしっかり、最後まで書けなきゃ意味がない」
そんなふうに、自分に高すぎるハードルを課していたんです。
でも実際はどうだったかというと…
ハードルが高すぎて、そもそも手をつけられない。
完璧を求めすぎて、行動できない日々が続いていました。
「1行でも書けたら合格」と決めてみた
ある日、思いきって基準をガクッと下げてみたんです。
- 構成?いらない。
- 内容?ぐちゃぐちゃでもいい。
- とりあえず「1行だけ書く」でOKにしよう。
それくらいハードルを低くしたら、不思議なことが起こりました。
とりあえず1行書く → 書き出せた勢いで3行書けた → いつの間にか最後まで書いてた
もちろん、毎回そううまくはいかないけど、少なくとも「何もやらずに自己嫌悪」みたいな日は減っていったんです。
Psychology Todayでも、「大きな変化より、小さく始めるほうが習慣は続きやすい」と紹介されています psychologytoday.com。
まさに「1行でOK」「60点OK」というゆるさが、継続と自信につながっているんですね。
「完璧にやる」より「動いた自分に〇をつける」
僕が行動できるようになったのは、“ちゃんとやる”ことをやめてからでした。
完璧を目指すより、「今日の自分、よくやった」と思えることを増やすほうが、ずっと楽しくて、ずっと続けられる。
人生は60点でも前に進める。
“0点で止まるより、60点で進む”ほうが、圧倒的にいい。
そう思えるようになってから、少しずつ行動のハードルが下がり、
「できたこと」に目を向けられるようになっていきました。
完璧主義の鎧をゆるめるコツについては、こちらの記事も参考にどうぞ。
関連記事→完璧じゃなくて大丈夫|“完璧主義”が行動を止める理由とゆるく始めるコツ
③ 小さな“できた”を記録するようにした

行動できない日が続くと、
「自分って何もできてないな…」って、つい思ってしまいますよね。
僕もよくそうやって、
勝手に“自分ダメ判定”を出して落ち込んでいました。
でもある時ふと、手帳をめくってみたら気づいたんです。
「あれ?ちゃんとできてることも、あるぞ?」
たとえば…
- 朝ごはんをつくった
- 投稿1つアップできた
- 子どもと散歩に出かけた
- 読書のメモを1ページだけ取れた
どれも“大したことない”って思ってたけど、
よく考えたらちゃんと行動してるんですよね。
“できたことリスト”で自己否定がゆるむ
それから僕は、小さな「できたこと」を1日ひとつ、メモに書くようになりました。
- ノートに一言
- 手帳のすみっこに
- スマホのメモ帳でもOK
- Chat gtpに報告など
すると不思議なことに、
「今日もダメだったな…」から、
「いや、これだけはやったよな」に変わるんです。
自分の小さな前進に気づけるようになる
「行動=すごい成果を出すこと」じゃなくて、
“昨日よりちょっと動けた自分”に気づけることが大事。
「できてないところ」じゃなくて、
「できてたところ」に目を向けるだけで、心のエネルギーはぜんぜん違う。
この習慣を始めてから、
僕は自分にやさしくなれるようになりました。
そしてその“やさしさ”が、また次の行動のエネルギーになっていったんです。
関連記事→行動できない時に試してほしい「1分アクション」7選|気合ゼロでも動ける工夫
④本音で“やりたいこと”を見つけた

「これ、やった方がいいよな…」
「今のうちに行動しなきゃ…」
そんな風に、“やるべきこと”ばかりで頭の中がいっぱいだった時期がありました。
タスクは山のようにある。
でも、どれにもワクワクしない。
何かに追われてる感覚だけが残る。
そんな日々を続けているうちに、
だんだん行動するエネルギーがなくなっていったんです。
「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい」に目を向けてみた
あるとき、自分に問いかけてみました。
「これ、本当にやりたいこと? それとも、“やった方がいい”と思ってるだけ?」
そうやって一度立ち止まって、
“心が動く瞬間”を探してみたんです。
- サーフィンしてるときに感じる自由さ
- 誰かの背中を押せている充実感
- 「ありがとう」の一言でもらえる幸福感
そういう感覚って、「やるべき」からは出てこないんですよね。
“やりたい”は意外と身近にある
本音でやりたいことって、
派手な目標や夢じゃなくていいんです。
- 朝コーヒーをゆっくり飲みたい
- 海を見に行きたい
- 自分の言葉で誰かをちょっと元気にしたい
“やりたい”が小さくても、それが動けるエネルギーになる。
この感覚に気づいてから、
僕は「やらなきゃ」をやめて、「やりたい」に従って動くようになりました。
そしてその方が、結果的にずっと続けられたんです。
関連記事→自己肯定感が低い人ほど、実は変われる理由|自分を責めがちなあなたへ
⑤ 誰かに話して、アウトプットし始めた

頭の中ではいつも、やりたいこと・やらなきゃいけないことがぐるぐるしていました。
- 「ブログ書きたいけど、うまく書けるかわからない」
- 「こんな発信しても誰にも響かないかも」
- 「失敗したらどうしよう」
考えれば考えるほど、怖くなって動けない。
1人で抱えてると、気づけば“動けない理由探し”ばかりしていたんです。
小さなアウトプットが「行動のスイッチ」になる
そんな僕が少しずつ動けるようになったのは、
「言葉にして外に出す」ことを始めたからでした。
- SNSで「これから発信始めてみます」と書いてみる
- 友人に「今こんなこと考えててさ」と話してみる
- ノートに「これをやってみたい」と書いてみる
不思議なもので、頭の中だけで悩んでいたことが、
言葉にした瞬間“動ける形”に変わるんです。
誰かに聞いてもらうだけでも、前に進める
行動って、一人で頑張るものじゃなくて、誰かと一緒に進めるものなんだと思います。
「言ってみたらちょっとスッキリした」
「話してみたらアイデアが整理された」
「コメントをもらって嬉しくなった」
そんな小さなやりとりが、
行動の背中を押してくれる“風”になってくれました。
動けない時は、自分の中で完結させないこと。
誰かにちょっと話してみるだけで、スイッチが入ることもあります。
【まとめ】行動できなかった僕が変われたのは…
僕はもともと、行動力があるタイプじゃありません。
やりたいことはあるのに動けない。
考えすぎて止まってしまう。
そんな自分を、長いあいだ責め続けてきました。
でも今は、少しずつ行動できるようになっています。
それは、“大きな決断”や“劇的な変化”があったからじゃなくて、
小さなきっかけを、ゆっくり積み重ねてきただけ。
僕が変われた5つのきっかけ
- 比べる相手を「昨日の自分」に変えた
- 完璧を目指すのをやめて“60点でOK”にした
- 小さな“できた”を記録するようにした
- 本音で“やりたいこと”を見つけた
- 誰かに話して、アウトプットし始めた
今この記事を読んでくれているあなたも、
「本当は変わりたい」と思っているのかもしれません。
でも大丈夫。
行動は、“きっかけ”があれば少しずつ始められます。
そのきっかけは、特別なものじゃなくて、あなたの中にもうあるかもしれません。
まずは、この記事でピンときたものをひとつだけ。
“試してみる”だけで、きっと何かが動き始めます。
おわりに:未来のあなたに伝えたいこと
もし今日のあなたが、昨日のあなたより1mmでも動けたなら、
それはもう、ちゃんと“変わってる”ということ。
小さくていい。
遠回りでもいい。
あなたのペースで、あなたのやり方で。
ゆっくり、一緒に変わっていきましょう。
名前:こーせー
元・居酒屋店長 → サーフィン世界一周 → ノマドブロガー(月収100万)→ フリーランス時代に筋トレ大会日本TOP10 → 「体づくりカフェ」起業(7年目)
今は「変わりたくても動けなかった自分」を救った経験を活かして、行動できない人の心に寄り添うコーチングを学びながら、発信しています。
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